がん宣告から今日までのまとめ(13)【がん治療で大切な事】 ◎がん健診、人間ドッグなどで早期発見「がんは治る病気になってきた」と言いますが、それはステージⅠ、ステージⅡの「早期発見」されたがんです。勤務先などで毎年受ける成人病検診では、がんは見つかりません。見つかるとすればすでに進行したがんです。➡私自身、勤務先での毎年の成人病検診は受けており常に「問題無し」でしたが、防衛医科大学病院で見つかった時には「ステージⅣのがん」でした。血液検査は「健康そのもの」でした。「早期発見」のためには、CT、MRI、PETを含むようながん検診をお勧めします。➡私の罹患した「腺様嚢胞癌」は、再発、転移しやすいがんです。今は経過観察中ですが、再発、転移も「早期発見」が鍵です。小さければ、数が少なければ、対応できる治療法も増えます。発見が遅れれば、打つ手が無くなり八方塞がりになります。 ◎良い医師、良い病院、良い治療との出会い医師によって得手不得手があります。外科医は基本切ることを勧めます、内科医は化学療法を勧めます、放射線科医は放射線を勧めるでしょう。病院によっても設備のあるなしがあります。設備のある治療を勧めることが多いかと思います。手に余る時は「紹介状」を書いてくださいます。➡告知を受けた病院もセカンドオピニオンの病院でも私の罹患した「腺様嚢胞癌」の治療の第一候補は「外科手術」でした。切りたくなかったのですが親友からの電話で外科のスーパードクターを紹介され親友に背中を押され決断しました。幸運でした。ありがとうございます。 ◎情報収集がんの種類、発症部位、進行度合いなどによって治療法は異なります。重粒子線、陽子線、サイバーナイフなどの先進医療、専門的治療では設備のある病院、その治療が出来る医師が限られてきます。住んでいる地域にないかもしれません。病院、医師に相談するとともに知り合いに相談したり、SNSなどで有益な情報を集めましょう。SNSでは有益な情報ばかりではなく、金儲け目的の情報、がん患者の弱みに付け込む悪意ある情報、誤った情報が溢れています。それらから主治医と相談し自分に合った良い情報を選択することが重要です。➡人によっては自分のがんを公表したくない人も居るでしょう。私はブログで公表、友人に相談することで名医と巡り会い、有効な治療を受けることが出来ました。悶々と籠っていてはストレスが溜まりますし、有益な情報を自ら閉ざすことになります。 ◎タイミングが鍵「タイミングが鍵」になります。受診のタイミング、病気発見、進行度のタイミング、治療情報取得のタイミング、信頼できる医師と治療法との出会いのタイミングなどです。有効な治療もタイミングを逃すと手遅れになります。➡私の場合、受診した時にはすでに「ステージⅣ」でしたが、ぎりぎりで外科手術が可能でした。友人の紹介で素晴らしい続きをみる
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