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Channel: BIGTOEオフィシャルブログ「筋トレが救った癌との命がけの戦い」Powered by Ameba
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尻にこだわる理由

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世界陸上、終わりましたね。

 

日本人選手の最近のレベルアップには目を見張るものがあります。かつては陸上で世界と戦えるのはマラソンくらいでしたから嬉しい限りです。レースを見ていて、元ボディビルダーとして思うのは、陸上選手、特に短距離選手の尻の見事さ!!草原を走り抜ける野生動物を彷彿とさせ素晴らしいです。

 

初老の元ボディビルダーとして思うのは、温泉などでよく目にする同年代と思われる方々の張りのないゆるゆるしわしわの尻にはなりたくないと言う事。

 

二十歳の時にナニワボディビルクラブに入会し本格的にボディビルを始めたのですが、下半身のトレーニングの王様スクワットは好きではありませんでした。というのは、当時、大阪ではパワーリフティングのトップ選手を輩出していたジムでしたし、今のように優れたレッグプレスなどのマシンもなく、下半身のトレーニングと言えばしんどいスクワット。ジムの仲間と競い合って、「次は100㎏で何回だ!!」「次は160㎏で!!」「200㎏行くぞ!!」「今日は10回10セットでやるぞ!!」という感じでジムの先輩方に尻を叩かれ、つべこべ言う間もなくスクワットをさせられていました。(嫌なものは先に済ませたいタイプなので大抵スクワットは週初めの月曜日にやってました(笑)。)

 

お陰様で、高校時代まで貧弱だった私にも徐々に筋肉が付き、コンテストに出ようかと考え出すころには「信号待ちをしているお尻を見れば「あっ、吉賀さんだ!」と分かる。」とジムの女性会員さんに冷やかされるようになりました。

 

当時の悩み・・・スーツのズボンの内もも部分は、2、3回履くと摩擦で擦り切れて薄くなるため替えズボンを数枚を追加し、同じ生地のあて布を用意してもらっていました。ジーパンですら内ももの部分が擦り切れて穴が開くのであて布をしてミシンでガチガチに縫ってもらって履いていました( ;∀;)。

 

そんな自慢の尻も還暦を過ぎ、がんで半年の入院後にはゆるゆる!!幸か不幸か手術で大胸筋が無くなり鎖骨も無いので、自ずと背中と腹筋と下半身のトレ重視に。自重でのスロトレではありますが、スローブルガリアンスクワットをメインとする脚のトレーニングで大腿部、臀部に筋肉痛が来るのが喜びの日々です(笑)。

 

今はコンテストからは完全に卒業し、がん罹患後は完全に健康のための体力維持、向上、免疫力向上が目的になっているのですが、背中と尻、脚はマイオカインを期待するにも重要と思われる大きな筋肉。転倒防止にも役立ちます。かっこいいお尻は健康増進のバロメーター!!生涯現役を維持したいと思っています。

目指せ!生涯アスリートの尻!!目指せ!プリケツ!!

 

ちなみに私の場合、男女に関係なく人の後ろ姿を見てまず目がいくのは、尻とふくらはぎです(笑)。


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