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Channel: BIGTOEオフィシャルブログ「筋トレが救った癌との命がけの戦い」Powered by Ameba
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何故、筋トレを諦めないのか?

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「何故、筋トレを諦めないのか?」一言で言えば「好きだから」でしょうか。大学時代に下宿先のテレビで見た現役バリバリのミスターオリンピア、アーノルド・シュワルツェネッガーに衝撃を受け、早速、大阪のナニワボディビルクラブに入会。伊集院先生の元で本格的にボディビルを始めました。

子供のころから瘦せっぽちで胃腸が弱い、おまけにアトピー持ち。そんな私がボディビルと出会い、胃腸の弱さ、アトピーともに克服出来ただけでなく、ミスター関西、大阪でも優勝するという幸運にも恵まれました。41歳のミスター日本を最後にコンテストから退いたあとも筋トレは続けていました。多くのスポーツ選手で見られるのは、現役時代は立派な体をしていたのに、引退するとトレーニングから遠ざかり、飽食に走り、腹が付きでて、見る影もなくなると言う事実。実に残念です。

 

 

引退後も好きでトレーニングを続けていたのですが、そのことが「生きる」という力になることをがん罹患を機に身に染みて実感することになります。

 

1981年以降ずっと日本人の死因第1位であるがん。今は日本人の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっている時代です。どんなに健康に注意していても誰もががんになる可能性が高いのです。

 

2017年、ステージⅣのがん罹患が発覚し生きる為の大手術、その後放射線治療を受け、2020年に肺転移で開胸手術、2022年には、再び肺多発転移が確認されました。

 

その都度、ピンチを切り抜け、今、こうして生きているのは、応援してくれる家族、親族、良き友人たち、素晴らしい医師たち、看護師さんたちに恵まれたことは言うまでもありません。医師との出会い、病院選び、治療などいろいろな条件、タイミングなどでついていたことも大きな要素でしょう。そして、若い頃から生活習慣になっていた「筋トレ」のノウハウを知り尽くしていたこと、それにより「筋肉貯金」があったことも重要な要素だったと思います。

 

大手術からの回復が早かったのも、放射線治療の副作用が少なかったのも、体力、筋力があったからでしょう。長期の入院生活で15㎏も減った体重も退院後の筋トレ再開後に比較的早く戻せたのは「マッスルメモリー」があったからにほかなりません。

 

産業医科大学のがん専門医、佐藤典宏先生も、東京大学の石井直方名誉教授も「筋肉をつけることで手術からの回復を早め、放射線、抗がん剤の副作用を軽減させる可能性」、「筋肉が多い方ががんでも長く生きることが可能性」を説いておられます。

 

「がん」をあきらめない人の情報ブログ

https://satonorihiro.xyz/

特選街ブログ いのちのスクワット

https://tokusengai.com/_ct/17494017

 

がんと一口に言っても多くの種類がありますし、原因、治療法においても解明されていないことが多いのです。同じがんでも罹患臓器(場所)、進行度、遺伝子の変異も様々ですし、それにより何が有効に働くのか、働かないのかも様々です。

 

しかし、解明されていないからこそ未知の可能性も多くあるはず、筋肉から分泌される未知のマイオカインもあるかもしれません。

 

定期的に筋トレをすることで体力を合理的に筋肉をつけることで悪液質による体重減少を防ぎ、血行が良くなることで正常な細胞が活性化され免疫力も上がる可能性があります。

 

何より人間の体で、自分の意志で変えられるのは「筋肉」であり、ボディビルが最も効率的に筋肉を作ることが出来る手段ということを知っているからです。

 

これが、がんになっても筋トレを諦めない理由です!!

 

 

 

 


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