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『免疫力低下を招く過度な消毒、清潔観念』なるべ~くで行きましょう!!

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私は、昭和30年代に幼少期を過ごしましたが、あの頃はまだ各家庭が「ぼっとん便所」で定期的に汲み取り屋のおじさんが屎尿を文字通り柄杓でくみ取って下さっていた時代。便所に財布を落としたと大騒ぎして掬い上げ、水で洗った思い出があります、そんな時代でした。

 

10円片手に万屋(よろずや)さんに行き、飴と「はったい粉」を買い、落とした飴を拾って砂をはらったり、水道で洗って食べてました。家にはハエ取りリボンがぶら下げてあり、見事に引っかかったハエが真っ黒に粘着リボンにくっつく。そんな時代でした。

 

そんな時代に育ちましたが、かえって免疫力がつき大きな病気をすることもなく成長したのだと思います。

 

そんな私ですが、大人になって仕事で台湾へ長期滞在した際には、1週目に下痢を起こし数日間ピッピー状態。現地の日本人によると「日本は清潔すぎるので、長期滞在でこちらに来た日本人はほぼ例外なく1週間以内に下痢を起こします。」とのこと。

要するに、日本人は清潔すぎて「菌やウイルスに弱い」、「抵抗力、免疫力がない」ということを身をもって体験したのでした。

 

時は流れ、2020年以来のコロナ禍。どこへ行っても消毒、消毒!!真面目に従っていた私の手はカサカサに。今は「消毒に協力お願いします」と言われない限りアルコール消毒に手を出しません。

 

皆がみんな「感染予防」と言って、マスク、マスク、マスク!!2年余りが経過しマスクの有害性が唱えられるようになっても、大勢に流されやすい日本人ですから、マスクしてないと不安とか、化粧をしなくていいから外したくないだとか、シミなどの粗隠しが出来ていいだとかいう人も多く、依然としてマスク社会が続いているのですが、このクソ暑い中、マスクの中で息が、唾液がこもってばい菌が繁殖し返って不潔じゃねえ?病気にならない?と思うのは私だけではないはず。

 

一番の被害者は子供たち。物心ついたころからマスク、マスク!!それが当たり前の生活。相手の表情を判断することも出来ず、運動中までマスクして熱中症で倒れる始末。可哀そう過ぎます!!

 

子供は、子供同士でじゃれ合って、喧嘩して、同時に菌を交換しあって病気に対する免疫力を身に着けて、逞しく育っていくものです。

 

手を洗いすぎると健康の為に必要な皮脂、共存している有益な菌までが洗い流されかえって健康に悪いと言います。昔は眼科で目を洗ったものですが、今は洗いません。眼科医に訊ねると「目を洗うと目の健康に必要な菌まで洗い流してしまうので目の洗いすぎはかえって良くない」とのことでした。

 

人間も動物の中のひとつです。あなたも私も口のなか、腸の中。体の中に菌やウイルスをどっさり飼って共存共栄して、免疫力に守られて生きているのです。

 

だから、清潔にしすぎる、洗いすぎるのは返って健康のために良くないばかりではなく、免疫機能が身につかずかえって身体を弱くしているのですね。幼児期から、あれもこれもと清潔にしすぎると、免疫力が十分に育ちません。

その状態で成長すると、ちょっとしたことで過敏に反応してしまいアレルギーを発症することもあるそうです。成長期の子供たちにとっては深刻な問題です。

 

手が荒れるほど手を洗い、なんでもかんでもアルコール消毒をする。これって明らかに行きすぎです。

 

「過ぎたるは猶及ばざるが如し!ワンパクでもいい。逞しく育って欲しい!!」
切に願うこの頃です。

 

Medicallook

https://epark.jp/medicalook/cleanly-person/

によると・・・

 

【毎日の掃除の目安】

《部屋》

◎掃除機で埃をとる。(週に一度は掃除機をかける。)

 

《トイレ》

◎便器に汚れの付着がないか確認し汚れを拭き取る。

◎週に1回は洗剤をつけて磨く。

 

《キッチン》

◎キッチンの生ごみは毎日処分

◎汚れた食器はためない。

◎排水溝の掃除は週に1回程度

 

★目に見えない細菌・ウイルスから身を守るために、家の中は清潔にしておきたいと思うものです。しかし、それが免疫力低下やアレルギー疾患につながる恐れがあります。

毎日の掃除はサッと埃やゴミをとる程度で、1週間に一度、しっかり掃除するようにすれば十分でしょう。

 

ということですよ。

 

《不良ガンカンジャーの戯言》

因みに私ががんの手術で入院していた時の主治医は、「傷口に消毒液は必要ない。かえって傷の回復を遅らせる」と言っていましたし、退院後の気管孔のメンテナンスで行なうネブライザーやチューブの洗浄「日本の水道水は清潔だし、水道の流水で洗えば充分。アルコール消毒は必要ない。気になるなら時々煮沸すればいい。」と言っておられました。主治医を信じて5年近く水道水での流水水洗いを続けていますが何の不具合もありません。

 

「がん」しかり、「コロナ」しかり、基本は「生の肉体の免疫力を強くすることが大切」と私は思っています。「自然な食べ物」、「適度な運動で筋肉をつける事」、「精神的なストレスを避ける事」が重要と思います。

 

もちろん、すべての要因をなくすことは不可能なので、どんなに注意をしてもがんになる時はなりますし、コロナに感染する時は感染します。「運」も関係します。中国の習近平の「ゼロコロナ政策」など愚の骨頂です。はっきり言って「アホ」です。ウイルス相手に完璧な防御などできないのですから。

 

だからこそ、「普段からのなるべくナチュラルな化学物質を使わない食事と生活」、「適度な運動」を出来る範囲で行ない、「免疫力、体力を付けること」が大事と私は思うのです。

 

今の世の中、大気も土壌も水も化学物質で汚染されていないものはないので、完璧はあり得ません。いくら気を付けても「がん」も、「コロナ」も完封は出来ません。だから「なるべ~く清潔にして」、「なるべ~く自然で健康的なものを食べる」、「なるべ~く化学物質を体に入れない」、「なるべ~くストレスになることはしない」くらいを心がけて気楽に生きて人生を楽しみましょうよ!!


(※体力を付ける、免疫力をつけるには背中、尻、大腿部などの体幹部の大きな筋肉を鍛えるのが効果的です。)


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