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『BIGTOEの筋肉物語』レビュー「ミスター大阪、関西を目指してのトレーニング」

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『BIGTOEの筋肉物語』レビュー「ミスター大阪、関西を目指してのトレーニング」

【ミスター大阪、関西を目指してのトレーニング①】

 

(バルクアップ期)

1995年ミスター大阪、関西優勝を目指して’94年ミスター関西終了後より、トレーニングパートナーの植野さんとトレーニングを開始する。’95年1月17日に起こった阪神大震災によりガス、水道、交通といったライフラインを断たれ一ヶ月余りトレーニングの中断を余儀なくされるが、家を失い、死と直面するような深刻な被害を受けられた方々のことを思うと幸いであった。

丁度、この時期、パートナーの植野さんの勤務も忙しくなり、ジムに復帰した私はMr.Tとパートナーを組みヘビーデューティトレーニングをすることになる。

このトレーニングは短時間に極限まで追い込んでしまおうとするものであり、30分足らずで終わる為、当時の私にとっては絶好のトレーニング法であった

 

◎ヘビーデューティトレーニング

このトレーニングは、アーサー・ジョーンズマイク・メンツアーによって広められ、プロ ボディビルダーのドリアン・イエツアーロン・ベイカーらが実践して有名になったトレーニング法です。短時間で筋肉をオールアウトまで追い込むもので、高強度トレーニング(高重量ではない)とも言われています。

ここに紹介するものは、Mr.Tがアメリカで指導を受けたものをもとに我々がアレンジしたものです。

 

《Aコース》胸、下背部、僧帽筋、腹

《Bコース》脚

《Cコース》肩、上腕二頭筋

《Dコース》上背部、上腕三頭筋

この4コースを1週間に5日行ない、木・日は休み。

 

※1回のトレーニングは30分以内。

※プレス系の種目を2日続けて行なわない。

※上腕二頭筋はプレス系種目と、三頭筋はプル系の種目と組む。

※腕は二頭筋、三頭筋各1種目とし、変化を付ける為に、時々種目を変える。

※(使用テクニック)フォースドレップス、ディセンディングセット法、レストポーズ法

(※減量前 体重90kg)

 

《Aコース》

(胸)

ダンベルフライ

30キロ×10~5回+3フォースドレップス+3ハーフレップス+1フォースドレップス×1セット

インクラインダンベルプレス

26キロ×10~5回+3フォースドレップス×1セット

※①と②はスーパーセット

マシンインクラインプレス

90キロ×10~5回+3フォースドレップス

※10秒間のインターバル

90キロ×10~5回+3フォースドレップス

※10秒間のインターバル

90キロ×10~5回+3フォースドレップス

※10秒間のインターバル

90キロ×10~5回+3フォースドレップス×1セット(レストポーズ法)

(下背部)

デッドリフト

100~220キロ×10~1回×5セット(ピラミッド法)

(僧帽筋)

スミスマシンシュラッグ

160キロ×10~5回→120キロ×10~5回→80キロ×10~5回×2セット

 

《Bコース》

(脚)

レッグイクステンション

100キロ×10~5回+3フォースドレップス+3ハーフレップス+1フォースドレップス×1セット

100キロ×10~5回+3フォースドレップス→60キロ×10回→40キロ×20回×1セット

45度レッグプレス

325キロ×10~5回→240キロ×10~5回+3フォースドレップス×1セット

レッグカール

120キロ×10~5回+3フォースドレップス+3ハーフレップス+1フォースドレップス×1セット

マシンスタンディングカーフレイズ

200キロ×10~5回→100キロ×10~5回→50キロ×10~5回×2セット

 

《Cコース》

(肩)

ノーチラスマシンサイドレイズ

90キロ×10~5回+3フォースドレップス+3ハーフレップス+1フォースドレップス×1セット

ノーチラスマシンプレス

70キロ×10~5回+3フォースドレップス+3ハーフレップス+1フォースドレップス×1セット

マシンリアレイズ

90キロ×10~5回+3フォースドレップス→50キロ×10~5回+3フォースドレップス→30キロ×10~5回+3フォースドレップス×2セット

(上腕二頭筋)

マシンカール

70キロ×10~5回+3フォースドレップス→50キロ×10~5回+3フォースドレップス→30キロ×10~5回+3フォースドレップス×2セット

 

《Dコース》

(背)

ラットマシンアンダーグリッププルダウン

100キロ×1~5回+3フォースドレップス

※10秒間のインターバル

100キロ×1~5回+3フォースドレップス

※10秒間のインターバル

100キロ×1~5回+3フォースドレップス×1セット(レストポーズ法)

マシンローイング

80キロ×1~5回+3フォースドレップス

※10秒間のインターバル

80キロ×1~5回+3フォースドレップス

※10秒間のインターバル

80キロ×1~5回+3フォースドレップス×1セット(レストポーズ法)

(上腕三頭筋)

ロングプルトライセップスイクステンション

60キロ×10~5回+3フォースドレップス→50キロ×10~5回+3フォースドレップス→40キロ×10~5回+3フォースドレップス×2セット

 

 

【ミスター大阪、関西を目指してのトレーニング②】

(減量期)

 

1995年4月、植野さんとのトレーニングチームを復活。夏のコンテストに向けてのトレーニングとダイエットをスタートさせる。

この時のトレーニングは、ヘビーデューティのみでコンテストに臨むには不安があったため、従来のメニューに随所にヘビーデューティのテクニックを取り入れたものとなっている。

(※減量後 体重75kg)

 

《Aコース》

(胸)

ダンベルフライ

30~40キロ×10~5回+3フォースドレップス×10セット

スミスマシンインクラインプレス

60~100キロ×10~3回+3フォースドレップス×5セット

ディクラインダンベルフライ

24キロ×10~5回+3フォースドレップス×5セット

(下背部)

デッドリフト

100~220キロ10~1回×5セット

(僧帽筋)

マシンシュラッグ

80~120キロ×15~10回×5セット

 

《Bコース》

スクワット

60~160キロ×10~3回×10セット

45度レッグプレス

80~350キロ×10~5回×10セット

※①と②はどちらか一方の種目を選ぶ。

レッグイクステンション

60~100キロ×10~5回+3フォースドレップス×5セット

レッグカール

60~120キロ×10~5回+3フォースドレップス+3ハーフレップス+1フォースドレップス

×3セット

シーテッドカーフレイズ

100~180キロ×10~5回×10セット

 

《Cコース》

(肩)

シーテッドバックプレス

40~70キロ×10~3回+3フォースドレップス×5セット

マシンサイドレイズ

30~40キロ×10~5回+3フォースドレップス+3ハーフレップス+1フォースドレップス×3セット

アップライトローイング

50キロ×10~5回+3フォースドレップス→40キロ×10~5回+3フォースドレップス→30キロ×10~5回+3フォースドレップス×3セット

マシンリアレイズ

30~40キロ×10~5回+3フォースドレップス×5セット

(※植野さんの補助でフォースドレップスバックプレスを行なう)

 

《上腕二頭筋》

マシンカール

70キロ×10~5回+3フォースドレップス→50キロ×10~5回+3フォースドレップス→30キロ×10~5回+3フォースドレップス×5セット

フラットベンチダンベルカールライイング

20キロ×10~5回→14キロ×10~5回→8キロ×10~5回×5セット

インクラインダンベルカール

24キロ×10~5回→18キロ×10~5回→12キロ×10~5回×5セット

※⑤⑥⑦のなかから一種目を選択する。

(※インクラインダンベルカール)

 

《Dコース》

(背)

ラットマシンプルダウン

50~90キロ×10~5回+3フォースドレップス×10セット

マシンローイング

80キロ×10~5回+3フォースドレップス×5セット

チンニング

自重×限界回数×5セット

(上腕三頭筋)

ロングプルトライセップスイクステンション

60キロ×10~5回+3フォースドレップス→50キロ×10~5回+3フォースドレップス→40キロ×10~5回+3フォースドレップス×5~10セット

トライセップスイクステンションライイング

60キロ×10~5回+3フォースドレップス→40キロ×10~5回+3フォースドレップス→30キロ×10~5回+3フォースドレップス×5~10セット

※④⑤のどちらか一方を選択する。

(腹)毎日実施

ディクラインシットアップ

10キロ×10~5回→0キロ×限界回数×5セット

サイドベント

30キロ×100回×1セット

(※ナニワボディビルクラブの仲間たちと。右から2人目が植野さん)

 

【ミスター大阪・関西に備えての食事法(減量期)】

この時は、筋量、筋力を比較的犠牲にせずに体脂肪を落とすことができました。これは今までのようにメニューに縛られすぎずに臨機応変に内容をかえたこと、仕事のあるウイークデーはメニューを守り、土、日は好きなもの(私の場合、ケーキ、アイスクリーム、チョコレートなど)を食べてもいいチートディとしたことが良かったのかもしれません。ミスター大阪のまえは減量が順調すぎた為、ビールやチューハイもたしなむことができました。

 

【朝食】6:00

プロテインジュース(牛乳300cc、玉子1個、バナナ1本、プロテイン30~40g)、トースト1枚

※このプロテインジュースはラリー スコットのお勧めでオフは1日3回くらい飲んでました。この時期は1回だけです。

 

【10:00】

おにぎり100g、ツナ缶

 

【昼食】12:00

おにぎり150g、鳥のササミ150g、サラダ、コーヒー(ブラック)

 

【15:00】

おにぎり100g、ツナ缶

(18:30)トレーニング30分前

おにぎり100gまたは立ち食いうどん、ツナ缶

 

【夕食】23:00

水炊き(鶏肉、白菜、椎茸、人参、わかめなど)(大根おろし入りポンズで)

 

(サプリメント)プロテイン、マルチビタミンミネラル、アミノ酸タブレット


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