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Channel: BIGTOEオフィシャルブログ「筋トレが救った癌との命がけの戦い」Powered by Ameba
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画像筋肉年表(笑)

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深夜に耳を澄ませばコオロギの声が聞こえ、早朝5時からけたたましくシャンシャンと啼いていたクマゼミの声も聞こえなくなり2020年の猛暑の夏もようやく峠を越したようです。

 

そんな中でも相変わらず感染拡大を続ける新型コロナウイルス。幸い今のところほとんどの人が無症状で、重症化する人のほとんどは高齢者、癌や呼吸器などの基礎疾患を持っている人(高齢者、基礎疾患・・・どっちも自分やないかい!!)ということ。しかし、一方、それ故に知らず知らずのうちに市中感染し拡大が止められないことから「WITH CORONA」、ウイルスとの共存は已むを得ないのかもしれません。

 

来年に延期された東京オリンピック開催のために世界中の医療者がワクチン開発に懸命に取り組んでいますが、インフルエンザ同様ワクチンを摂っても感染する人はするだろうし、摂らなくても感染しない人はしないのでしょう。何故なら私はインフルの予防接種をしないのに今まで1度しか感染したことがないのに、毎年予防接種している友人はほぼ毎年感染しているからです。

 

そうであれば、ワクチンも去ることながら、万が一感染発症した時の治療薬に期待したいですね。

 

そして、何よりも自分の体は自分で守る!!普段からのトレーニング習慣を大切にして基礎体力、免疫力をあげることに努めます。

 

今のコロナ渦では、高齢者に分類され基礎疾患のある身としてはもっぱら長年培ったノウハウを駆使してのホームトレーニングですが、「自分はかからない!免疫力がある!!」と根拠のない自信がある私です(笑)。

 

STAY HOMEの傍ら、断捨離というより、この歳なら終活かな?(笑)何冊もあってかさばる写真をデータ化、その後、アルバムは廃棄という作業を進めているのですが、下の画像はその傍ら遊びで作った画像筋肉年表です。70歳、80歳と更新出来るように頑張りマッスル!!

人生、まだまだ続きます!!知らんけど(笑)。


月刊ボディビルディング(MBB)10月号発売!!

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半世紀以上の歴史を持つボディビル専門誌「月刊ボディビル」ゲツボ10月号発売です!!

 

ボディビル誌の走りとなった「ボディ・ビル」がベースボールマガジン社から創刊されたのが昭和30年。私が生まれた年です。

何か切っても切れない縁を感じます。

 

表紙が日本プロレスの王者 力道山!!価格50円

もうすぐ創刊700号を迎えます!!

 

今月号の内容は!!!

私の連載「ONCE UPON A BODYBUILDING U.S.A.」第2回 お時間があれば読んでみてください。

ボディビルの顔「アーノルド」。私がジムに通うきっかけは下宿の14インチの白黒テレビで見たアーノルドの肉体美でした。

締めは「筋肉乳児 マッスルめめたん」をどうぞ!!

 

 

 

 

時の過ぎゆくままに

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新型コロナ第2波はようやく新規感染者減少の兆しを見せ、政界では第1期政権に続く、2度目の病気を理由とする安倍首相の突然の辞任会見。後継総理も気になるところですが、公示前、出馬宣言前からほぼ確定結果が報道されるという不思議な総裁選挙。本命は、自民党の派閥の長老たちが担ぐ神輿で担がれ、自ら無派閥、無世襲、無学閥のたたき上げを謳う菅官房長官。出来レースは面白くない。何も変わらないでしょう。

ニュースよりも吉本新喜劇、月曜から夜更かしの素人さんたち、プロレスのほうが全然楽しめるこの頃です。

 

それよりもがんサバイバーとしては、コロナ渦での日々の生活と病気の経過の方が大事です。こうしているうちにも治療に行き詰まりながらも戦っているがん友のことが心に浮かび自分の無力さを感じます。そして、私自身は14日月曜日にはPET造影検査を受けます。結果は神のみぞ知るだし、一度、死を覚悟した身ですから結果がどうであれ沢田研二の歌のように「時の過ぎゆくままにこの身を任せ♬」生かされている人生を前向きに楽しむだけです。

コロナを警戒してまだジムには行ってませんが、自宅での体力作り、機能回復トレーニングは飽きることなく続きます

ANNBBF関西ボディビル選手権

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今週末13日の日曜日、神戸ラピスホールでANNBBFの第1回関西ボディビル選手権が行われます。ANNBBFは、完全ナチュラルを根幹とする歴史ある団体です。

コロナ渦でJBBF、CJBBFなどの団体がほとんどすべてのコンテスト開催を見送る中での感染対策に万全を期しての開催です。

第1回、コロナ渦ということでどんな選手が何人出場するのか未知数ですが興味のある方はしっかり感染対策をして足を運んでみてはいかかでしょうか。

 

​令和2年9月13日(日)

第1回 関西ボディビルディング選手権大会

兵庫県神戸市・神戸ラピスホール

関 西 メンズ ボディビル(オープン)

メンズ フィジーク(オープン)

ウイメンズ ボディシェイプ(オープン)

 

 

​令和2年11月8日(日)には、福岡県北九州市コムシティ7F(子どもの館ホール)で第64回全日本ボディビルディング選手権大会​の開催が予定されています。

がん切除手術から3年。賢人3歳になりました!!

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3年前の今頃は手術を終えて集中治療室で痛みと戦っていました。手術自体の痛みは数種類の痛み止め効果で思ったほどではなかったのですが、チューブだらけで身動きできない為の背中、腰の痛みには効かないようで、その痛みは想像以上でした。

 

そして、今日で賢人に生まれ変わって丸3年。賢人3歳の誕生日を迎えることが出来ました。

 

これも亀田総合病院の頭頸部外科 岸本誠司先生、呼吸器外科 野守裕明先生、ツォン先生、ハーパーさん、看護師さんなど治療に関わってくださった人たち、足しげく千葉県鴨川市まで通い来てくれた家族、親戚、友人たちのおかげです。心より感謝です。

 

当たり前ですが、切除された気管、骨、大胸筋は3年経ってもトカゲのしっぽのように生えてはきません。口、鼻呼吸を、声を、臭覚を、骨を、筋肉を失いましたが、多くの人と繋がることが出来、人生において得るものの方が多かったし、幸せ度数は上がりました。諸外国に比して社会保障制度が比較的整っている日本ですから何とか生きていけることも幸せです。

 

大好きな筋トレも出来ない種目が多くなりました。気管孔という胸に開いた直径10mmの小さな穴での呼吸では酸素が十分に取り込めずすぐに息が上がります。でも、インターバル、細切れトレーニング、アイソメトリックス、スロームーブなど工夫次第で出来るのです。

 

若くて健康な頃のように大きな筋肉、筋力を作るためではなく「体力の現状維持」、「体力が維持されているかどうかを確認する」ための筋トレです。

 

「今日は、息がすぐにあがるな。」、「乱れた呼吸が、脈拍数がなかなか戻らないな。」「同じトレーニングでも今日はしんどい。」などなどです。

 

そんな感じで自分の体と会話しながらのトレーニングは一生続けるでしょう。

 

幸い、今日はブルガリアンスクワットの1セットあたりの回数を5回増やすことができました。

次の目標は、がん発覚当時、医師から5年後の生存率40%以下と言われた2022年です。その次は2023年「筋肉オフ会リターンズ」開催。2025年大阪万博。孫息子の小学校、中学校、高校卒業、結婚・・・。

 

まだまだ、行けそうです。

 

今日は、家内とケーキ、ケンタッキー・フライド・チキン、お酒でささやかに祝いました。クリスマスが3か月早く来たようです(笑)。

PET造影検査の結果は・・・

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今日は朝から絶食してPET造影検査を受けてきました。

がんを罹患した人、家族にがん患者がいる人では当たり前のこの検査ですが、そうでない人にすれば「PETって何?犬・猫・昆虫?」となるでしょう。

 

私はそうでしたから(笑)。

 

核医学検査の一種であるPETとは、「Positron Emission Tomography (陽電子放出断層撮影)」 の略で、放射能を含む薬剤を血管から注入して、約1時間の安静後に全身のCT撮影を20分行ない画像化するというものです。

 

PET検査は、がんや炎症を起こした病巣を見つけたり、腫瘍の大きさや場所の確認、がんの再発、転移の有無、治療効果の確認などを目的としています。ブドウ糖を好むがんはブドウ糖様の薬剤を取り込むため、がんがあればその部分が光って表示されます。

 

私は、自身ががん罹患を告げられるまで、放射線被ばくするからと、年1回の勤務先の検診すら受けたくなかった人間ですが、がん罹患以来、術前検査、術後検査、術後経過確認検査の都度、胸部レントゲン、CT造影検査、PET検査、そして放射線治療と、「こんなに頻繁に放射線を浴びてもいいの?」「そのうちゴジラみたいに口から放射能を吐くんちゃうん?」と思うくらい放射線を浴びてきました。

もちろん、退院後も、がんの再発、転移確認のために、定期的に検査を受けることになります。

 

でも、人生は期限がありますし、肉体は消耗品です。それまで問題が起きなければいいわけです。原子爆弾で被爆した方でも長生きされている人も居るのです。よって、気にしないことにしました。

それでもって、今日の結果です。

 

「問題なし!!ただし、腺様嚢胞がんは、5年生存率と10年生存率が変わらない他のがんと違って、5年後までは比較的生存率が高いが、5年経過後から10年でガタッと落ちるから安心はできない。気長に行きましょう。」とのことでした。

 

「私たち医師がしっかりチェックしますから、吉賀さんは心配せず気楽に人生を楽しんでください。」との言葉を信じて、筋トレでますますパワーアップして、5年後と言わず、10年後、15年後と頑張りマッスル!!

ボディビルダーの性!?

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手術から3年を経過し、14日のPET検査はしつこい腺様嚢胞がんの転移、再発は確認できずセーフ。気になる体調の変化はあるものの今のところ悪いものと決めつけられるものではなさそう。心機一転、先を見て一歩上行く筋トレに励みます。

 

大きな手術をするまでは、キレや見てくれを気にしていたのですが、もう見た目なんかどうでもいい。それより健康第一と考えが変わってきました。現在の医療によって生かされている今は15㎏落ちた体重を少しでも回復させ、細くなった筋肉を少しでも戻す、とにかく体力をつけるために出来ることをやるを目標にして気管孔呼吸でも可能な細切れ筋トレ、短時間中強度筋トレ、スロトレ、アイソメトリックスetc…をしてきました。その結果、筋肉、体重共にかなり戻ってきたものの、体脂肪も増えてぽっちゃり体型に落ち着いているのは否めません。(思うにこれは癌と共にリンパ節など周辺組織をも切除しているための浮腫みもあるかもしれません。)

でも、やっぱりぽっちゃりお腹が気になるのはボディビルダーの性!?コロナ禍と猛暑ですっかり巣篭り生活が板についた体に喝!!涼しくなってきたので毎日のウオーキングを日課に取り入れようと考えている自分が居ます(笑)。

 

 

※術後は縫い目だらけのまさにフランケンシュタインのようでしたが、3年経過して傷口も目立たなくなってきました。ただ、無くなった気管。骨、筋肉は生えてきませんが(笑)。

ヴァンヘイレン カリフォルニアガールズ

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TEAM ACCリーダーのHAMAさんのブログを見ていると懐かしいヴァンヘイレンの記事が!!

 

ディビッド・リー・ロスが、ケイ・バクスターが、アーノルド・シュワルツェネッガーが、フランコ・コロンボが普通にワールドジムでトレーニングしていた古き良き時代!!

あの頃にもう一度帰りたいものだ。  Back to the 1985!!

 

ビデオに出てくるマッチョウーマンがケイ・バクスターさん

1985年のベニスビーチ

 

 


コロナ、コロナで気が付けば10月・・・

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2020年に入ってコロナ、コロナで瞬く間の9か月が過ぎ去り、今年もあと3か月。依然として収束には程遠く、現実的にはコロナもインフルエンザと同様に共生していくしかないのでしょうか。その中でも日本は感染者、重症者、死者も、欧米諸国に比して低いのですが、それは何故か?日本も欧米のようになる日が来るのではないのか?との不安は残ります。

しかし、起こっても居ないことにビクビクして動かないのは、家の外に出たら交通事故にあうからとか、飛行機にのったら墜落したらどうすんのとか、泳いでもし溺れたらどうすんのとか、言って何もしないのと同じ。動いてみなければわからないのだから動くしかないのでしょう。

などと言いながら、1月以来、びびって一度も友人との会食、飲み会などしていない私でしたが先週末久しぶりに相方のSATOさん、若者たちと4人でお茶してきました。息子、娘のような筋肉モリモリの若者たちからたっぷり元気をもらいました。SATOさんとともに若者から生気を吸い取ってまだまだ頑張りたいと思います。

今日は、所用で西宮へ。あと1日余りで10月が始まります。活動の起点にしたいと思います。

”【733】今夜はBEAT IT、ですかね…”

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エディ・ヴァン・ヘイレン、舌癌、咽頭がんと10年も戦っていたのですね。もっと活躍してほしかったミュージシャンですが、充実した人生をおくられたと思います。再度、1日、1日を大切に生きようと思います。


時には無関心な僕でさえが腹を立てたり怒ったり♬

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バーボンならぬ日本酒を飲みながら思ったこと・・・

 

半澤直樹風に言うなら、「腐った肉の臭い」を放ちはじめていた7年8か月の長期政権がふたたび総理の健康上の理由で終焉を迎え、新総理が誕生しました。前総理を「支持しない理由第1位」は「人柄が信用できないから」、「支持する理由第1位」は「ほかの内閣よりも良さそうだから」でした。新総理は世襲議員ではなく農家の出のたたき上げであるとの経歴から庶民の気持ちがわかる総理として、派閥政治が蔓延る中で無派閥が売りということでも期待されているようですがほんまにそうなん?親の代からの票、選挙基盤を引き継いだおぼっちゃま議員と違う困難な立場から最高位までのし上がってくるには何とは言いませんがそれなりの事?もしてきたはず。無派閥と言いながら、麻生、細田、竹下という3大派閥と二階派に担がれての首相の座。期待など出来ようはずがないと思うのは私だけ?

「安倍政治を継承する」と言っておられますが見事に継承されているのが「国民には丁寧な説明を」と言いながら、質問されると国民が納得するような丁寧な説明は一切せず、「問題ありません」、「答える必要はりません」「それはもう結論が出ていること」の決まり文句。森友、加計、桜問題での前総理と全く同じ。北朝鮮の金正恩の「拉致問題は解決済」と全く同じやんと思ってしまいます。

 

半澤直樹の箕部幹事長のモデルは小沢幹事長だとか二階幹事長をも言われていますが、一見優しそうな抑揚のない話し方、その奥で光る無表情な冷たい目は菅総理と重なって見えるのは私だけ?

 

いずれにしても、「働く車」ならぬ「国民のために働く内閣」を宣言されたのだから、「支持しない理由」は「人柄が信用できないから」、「支持する理由」は「ほかの内閣よりも良さそうだから」となる前に「菅さんで良かったなあ」と思えるような結果を残してほしいものです。

 

 

阪急電車 片道15分の奇跡

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阪急電車 片道15分の奇跡

今日テレビで見た映画です。

阪急今津線。若いころを過ごし毎日のように利用していた路線です。懐かしい駅、歩いた道、立ち寄った店、車窓から眺めた風景。
私自身は、母ががんで亡くなる3か月前、立って乗車している高齢の両親に目もくれず大学生たちが足を広げて座りスマホ操作に熱中しているあきれた光景は鮮明に頭に残っているもののドラマのような良い思い出は残念ながらありません。
ドラマだから綺麗な女優さんたちが演じているのは仕方ないとして、ストーリーの現実とのギャップを感じながらも感動してしまった良い作品でした

公園で楽しいことを!!

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10月も3分の1が過ぎました。栗の美味しい季節を経て2020年も残すところ80日。年末にかけてのコロナ倒産、益々の景気悪化が懸念されます。

がんサバイバーとしては、常に床に就く前には明日することを考えて、「俺たちに明日はない」かもしれないと日々を生きているのですが・・・。
 

私事ですが、昨年は人生が終わったあとの永代供養墓を準備、ウインドウズ7のサポートが終了したことから、「人生最後のパソコンかもしれないぞ!!」と思って少々高めのパソコンを購入。そして、今月。これまた「終の住処になるかもしれない。」と思いつつ新居への引っ越しを終えました。家内と二人で住むには充分の広さ、買い物、通院、散歩にも便利で最寄り駅にも徒歩10分の好条件です。
 

片付けも大方終わり、今日からマイペースで日々の日常を積み重ねます。筋トレも再開しました!!

コロナ収束を待つても埒が明かないて言うか、人生の時間がもったいないので「with コロナ」に対応すべくそろそろ動き出そうと考えています!!

明日は、隣の公園で・・・楽しいことを(笑)。

 

---余談---

菅内閣、発足3週間余りで、支持率7ポイントダウンの55%、不支持7ポイントアップの20%に。

支持する理由第1位が「人柄が信用出来そうだから」から「ほかの内閣よりも良さそうだから」へ、不支持の理由第1位が早くも「人柄が信用できないから」に!

やはり、口先だけの「国民には丁寧な説明を」が原因かと・・・。

具体的で丁寧な説明をお願いしが~す~!!

早期発見 早期治療が鍵です!!

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コロナ渦で感染を恐れて通院を控えたり、がんなどの検診、健康診断を見送る人も増えて病院の経営状態はますます逼迫してきているだけでなくがんなどの重篤な病気の発見がおくれることが懸念されています。

 

健康に自信のある人たちのなかには「私たちには関係ない」と思っていたり、「がんなんて縁起でもない」と目をそらせている方が多いようにも思います。

 

そりゃそうでしょう。私自身もちょっとした喉の違和感で行った病院で「がん宣告」を受け「5年後の生存率40%未満」、「手術しなければ34か月」と言われるまで「がん家系でないし自分には関係ない」と思っていたひとりですから。

 

宣告を受けて、死を身近に感じ、悩んだ挙句、成功しても障害が残る、命を懸けた手術を受けて912日で丸3年を迎えました。障害はあるものの元気に生きています!!

 

そして、改めて思うこと。

 

亀田総合病院の岸本先生がおっしゃっていた「がんは切除可能ならまず切除」、「再発防止に放射線」、「手術が不可能な場合抗がん剤などの化学療法」「予後には民間療法も可」、その通りだと思います。

 

私の場合、「がんは10cmありステージⅣ。難しい手術だが幸い今ならギリギリで出来る。これ以上進行すれば手術も出来ない。」とのことから、尻込みしていた手術に踏み切りました。

 

その後、ブログ、患者会TEAM ACCを通じて多くのがん患者さんと知り合い、情報を交換してきていますが、ステージⅣと言われた方の多くの方は再発、多角転移して苦しんでいます。

 

「がんは治る時代」と言いますが、それは早期発見、早期治療が鍵となります。

 

がんは、ステージが進むほど粘膜層、筋肉層にとどまらず身体の奥深く入り込み、リンパ、血液に乗って全身を回り、再発、多角転移を起こすからです。

 

幸い、私は良い先生と出会い、難しい手術でがんとその周辺組織をごっそりと切除出来ました。まだまだ油断は出来ませんが、3年が経過し幸い今のところ再発、転移は確認されていません。ついています!!

 

何が言いたいかと言うと、

 

●「早期発見、早期治療ががん完治の一番の条件!!」
  早期発見、早期治療で私の様に障害が残るにしても軽く済みます!!

●「自覚症状が出た時にはすでに進行していることが多い!!」

そのために

●「積極的にがん検診を受けましょう!!」

●「がん保険」にも入っておきましょう!!

 

ということです。

 

わたしは、会社の健康診断、成人病検診は毎年受けていましたが、がんは見つかりませんでした。喉に違和感を感じて病院で精密検査を受けた時にはすでに「ステージⅣ」でした。

 

幸い、アフラックの「がん保険」には、25年くらい前から嫌々ながら()入っていましたが、がん切除手術、放射線、長期入院で要した金額は優に500万円は超えます。もし、重粒子線などの先進医療を受けたらさらに1クール300万円の自己負担となります。保険に入ってなかったら治療も受けられなかったでしょうし、治療を受けられても家計は破綻し路頭に迷っていたでしょう。

 

「筋トレが救った癌との命がけの戦い」、ブログにも何度も書きましたが、生涯で日本人の二人に一人ががんになり、三人に一人ががんで亡くなる時代に私たちは生きているのです。

 

2020 乳がんキャンペーン - Pink Ribbon in Your Hand –

月刊ボディビルディング12月号本日発売デス!!

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月刊ボディビルディング(MBB)12月号、本日発売です!!

コロナ渦ならではの、トレーニング記事、古き良き時代のオールドボディビルディング記事満載です!!

令和の怪物 相澤隼人vsパワービルデング相川浩一トレーニングバトル!!

全日本パワーリフティング選手権

ANNBBFミスター関西選手権大会

オリンピアレジェンド コリー・エバーソン

BIGTOEのアメリカボディビル留学回想録

締めは

マッスルメメタンデス!!


「筋トレが救った癌との命がけの戦い」普段からの運動習慣が大切です!!

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普段からの運動習慣が大切です!!

 

相変わらずのコロナ渦ですが、季節は廻りトレーニングしやすい季節になってきましたね。

 

20歳から本格的に筋トレを始めて45年。若いころはもっと大きな筋肉を、もっとキレのある体を追求。そして、コンテストで勝つことを目指していました。そして、コンテストを引退し、壮年期と言われる年齢になっても、その年齢での最高の肉体を求めてきました。そのかいあって、年齢不相応な肉体を維持してきました。

 

(※現役時代)

 

しかし、3年前、がん罹患が判明して、大きな手術を受けることに。

術後は、呼吸は胸の孔でと大きく変わり、障害者として生きることになりました。主治医からは、「術後は息むことが出来ない、気張れない、骨と筋肉の切除もあり筋トレは出来ないよ。」と言われていました。

 

しかし、「生きるために手術を受け、生まれ変わった体で奇跡を起こす」と決めたし、幸い40年以上に及ぶ筋トレで筋トレのノウハウを熟知していたため、残された骨で、筋肉で、気管孔での呼吸で出来るトレーニングを試行錯誤しながら退院後も続けています。医師はがん治療にかけてはプロですが、トレーニングについては素人ですから。

 

ただ、目標は大きな筋肉作りから術後の体力回復、今後も続くがんサバイバーとして生きるための体力作りに変わりました。

 

病気とがんと戦ううえで体力がものをいうことは、この3年で身をもって体験してきましたし、あるがんの専門医も筋トレを推奨されていて、体力があれば、術後の回復がはやいし、抗がん剤、放射線の副作用も軽くすむと言っておられます。

 

色々な運動方法が存在しますが、筋トレは、そのノウハウを知っていれば、目的に、体力に、環境に応じて合理的に体力を向上させるのに最も有効な方法です。

 

ただ、思うのは、罹患してから始めるのでは、やり方もわからず、病気の進行具合、自身の体と相談しながら進めなければならないため困難が伴います。その点、私は長い経験があり、ノウハウを熟知しているのでラッキーでした。大手術の翌日ICUから歩き始め、体調と相談しながらトレーニングを続け、入院中に78㎏から64㎏まで落ちた体重も75㎏まで戻ってきています。

 

(※退院時 千葉県鴨川にて 64kg)

 

もちろん、現役時代のようなバキバキの体ではありませんが、「ぽっちゃり気味の方が長生きする」というデータもあるので気にしません。


(※2020年 75kg)

 

健康に人生をおくり、病気になった時のために普段からのトレーニング習慣が大切なのです。

 

次回からは、2020年10月現在のトレーニングです。

 

(目的)術後のがんサバイバーとしての体調維持と将来来るであろう発症に備えての体力作り。

実際、やっていることは筋トレですが、目的が手術前は筋肥大、筋力アップだったのだけれど、今は体力維持、がん再発及びその他の病気になった時に備えての体力向上に変わっています。

 

がんサバイバー、がんカンジャーとして、改めて思うこと。治療を受けるにあたって「がん保険」も大切ですが、手術からの回復、放射線治療、抗がん剤治療においては、「普段からの体力作り」がものを言い、とても大切だということです

昼下がりの公園で未来を語る・・・

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「団地妻昼下がりの情事」・・・ならぬ「筋肉おっさん昼下がりの密会!公園で未来を語る」

今日は二十歳以来の筋トレの相方、里さんと白昼公園デートでした(笑)。男同士、秘密のドリンクをたしなみながら静かに今までの人生、これからの人生について語り合いました。

 

思えばナニワボディビルクラブで出会って40年余り。家内よりも長い付き合いになります。若い若いと思っていたら二人とも還暦を過ぎ人生の総決算をする年代になっています。でも、人生まだまだこれから!!10年後、20年後について夢を語り合いました。

 

まずは、2014年の「筋肉オフ会リターンズ」

その日まで筋トレを継続して驚くべき69歳を目指します!!

しかし、その間、トイレに行くこと3回。やはり老化には勝てないのか・・・(笑)。

足腰と心肺機能のトレーニング

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2020年10月現在の脚と心肺機能向上のトレーニングです。今はコロナ渦で私自身、基礎疾患を持ち、気管孔からの感染リスクが高いということから、ジムには行っていません。

これは家で特別な器具などを使わずに出来るトレーニングです。

 

人間誰しも50歳を超えると運動しなければ、1年間に0.5キロずつ筋肉が減少していきます(サルコぺニア)。

高齢者はただでさえ日々全身の筋肉が衰えるのにコロナ渦で外へ出る機会が減ると筋肉の減少が加速して転倒のリスクが増え歩けなくなることすら考えられます。

 

高齢者の散歩はおすすめですが、それに加えて、屋内で出来ることを1日5分でいいから実行しましょう!!

 

正しい筋トレは最も合理的に体力をつけることが出来ます。

 

《目的》

○術後のがんサバイバーとしての体調維持と将来、高い確率で来るであろう発症に備えての体力作り。

○足腰の筋肉の維持、発達

○心肺機能の維持、向上

 

※1日5分、10分。1日1セットでも必ず行うこと。継続、積み重ねは力なり!!

 

《脚》

●踏み台昇降運動

学生時代の体力テストで皆さん経験があると思います。心肺機能のレベルチェックとしてはもちろんのことですが、「心肺機能の維持、向上」の手段として自宅で気軽に出来る運動として最適です。屋外でのウオーキング、ジョギングは、天気にも左右されますし、安全に行える場所がないかもしれません。誰もが知っている踏み台昇降運動はそれを解決しますし、何よりも気軽に短時間で行えるのが利点です。1日1~2セットで構いません。

 

●ブルガリアンスクワット

運動習慣が無くて、体力がない人は、散歩➡階段の上り下り➡ヒンズースクワットとプロセスを踏んでください。

私の場合は、元ボディビルダーとしてのプライド、同年代の人よりも足腰は強いだろうという自負から、より大腿四頭筋、大臀筋に負荷を与えられる片足ずつ行う「ブルガリアンスクワット」を採用しています。体が運動に慣れてくるので、新鮮な刺激を与えるために脚のスタンス、スピード、回数、ダンベルによる負荷などで時々変化をつけます。

 

目的は、筋肥大というよりも、大腿四頭筋、大臀筋という大きな筋肉を動かすことで足腰の強化、短時間で心肺に適度な負荷を与えることです。短時間で心肺機能の維持、向上が可能です。

 

がんサバイバーとしては、定期的に造影CT、MRI、PETなどの検査を受けるのですが、この運動をすることで、自分の体の状況を把握することが出来ると思っています。今は、世界的にCOVID19の流行で、感染、肺炎が懸念されるのですが、肺と心臓の機能のセルフチェックとしても位置付けています。

 

「今日は、息が上がるのが早いぞor遅いぞ!!」とか「今日は平常時への回復に時間がかかっているぞor早いぞ!!」と言った具合です。

加えて、元ボディビルダーの引き締まった尻へのこだわりから、普通でも加齢とともに緩み、垂れさがる尻の引き締め効果をねらっているのは言うまでもありません(笑)。

今年のハロウインは自宅で「ハロウイン」を観たが・・・

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「ハロウイン」という映画・・・

40年前のハロウインの夜に起こった連続殺人事件。動機不明、感情不明、人知を超えた怪力、そして不死身の殺人鬼VS40年前の被害者の生き残りローリー。

かなり怖いと聞いていたので、覚悟を決めてアマゾンプライムで見始めたのですが、正直、生まれて初めて見た階段映画が「四谷怪談」、その後、「エクソシスト」、「オーメン」、「キャリー」、「13日の金曜日」を観て育った自分にはあまり響かない怖さでした。残念!!

 

 

 

 

 

2020年もあと60日

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コロナ渦で世の中が混乱している間に2020年も残すところ2か月足らずの11月に突入しました。

 

昨日は、大阪都構想の住民投票。大阪市民ではないので投票券もないし、直接的には影響はないのですが、やはり気になります。11時前、90%開票の時点まで賛成がリードしていたので「これはわからんぞ!」と思って経過を注視していたのですが、逃げ切りか!と思ったとたんの「反対確定」の報道が!!いやあ、見事に引っ張られました。選挙では開票率1%でも「当選確実」が出るわけですから「選挙あるある」ですね。

 

3日は、アメリカ大統領選挙。子供の喧嘩にも劣るような老人同士の悪口合戦には「これは本当にかつて「世界の警察」などと言っていた地球最大の大国の大統領を決める選挙なのか」と思って笑ってしまいますが、アメリカ人の良識が試される選挙になるのでしょう。傍観者として大人しく楽しませていただきます。世界の国々に放映されているのに恥ずかしくないのですかねえ。

 

そして、私事ではありますが、今月は10日が母の七回忌法要。亡くなったのはついこの間のことのように思いだされますが、時が経つのは早いものです。16日にはがんの再発、転移チェックのための造影CT検査。そして、可愛い孫息子の誕生日。

 

大阪都構想もアメリカ大統領選挙も、大津波に向かって泳ぐようなもの、大地震で揺れを防ぐために地面を両手で押さえるようなもの。どうなるものでもありません。私にとっては、法要、CT検査、孫の誕生日の方が大事なのです。

 

1031日の夜は、102度目の満月、ブルームーン。今年、一番小さく見える満月でした。現在、がんと戦っている親しいがん友が数名居るのですが、先月から連絡が途絶えています。月に奇跡の回復を祈りました。

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