16日の造影CT検査の結果、画像に腺様嚢胞癌の肺転移を思われる影が確認されました。
主治医によれば9月のPET造影検査ではこの大きさの場合、陽性にはならないそうです。
20日の呼吸器外科の受診の結果は、「おそらくがんの肺転移に間違いない。対策は胸腔鏡手術で切除して組織を検査にかけましょう。がんの転移なら今後も次々と転移巣が出てくる可能性が高いので抗がん剤治療になると思います。」とのこと。
帰宅後、3年前に亀田総合病院で私の手術をしてくださったゴッドハンドN先生、T先生にも画像を送って意見を伺いましたがやはり「おそらくがんの転移と思います。当院であれば低侵襲で痛みがすくない「凍結療法」を行ないます。」とのことでした。
しかも、「この治療では凍結して死んだがんが体内の残るために免疫ワクチン効果の可能性(10%)がある。但し、保険適用外になります。」とのこと。
私の心は大きく「凍結治療」に傾きました。どちらの方法にしても、その後の再発、次々と転移層が出現する可能性が大きいことは変わりません。それなら、「正直、もう二度と痛い思いをしたくないし、今後、再発したり、転移巣が出現することを考えればわずかながらも期待できる免疫ワクチン効果に期待したい。」との思いからです。
でも、ネットで検索しても肺がんの「凍結療法」で引っかかるのは関東の病院ばかり。
その後も、N先生に疑問点、確認したいことを質問した結果・・・
今のコロナ渦の影響があることもわかりました。コロナ感染拡大中の最中の関西から関東への移動のリスク、治療のための検査、入院、治療に至る前の2度のPCR検査、陰性確定が要なので、入院、治療、退院までに要する関東滞在日数が思いのほか多くなることがわかりました。また、腫瘍が1cmで単発であることから手術でも大きく術後の筋トレ生活でのQOLが下がることはない、免疫ワクチン効果は腫瘍が小さいため不明ということも確認できました。
そんなわけで、今回は関西での手術で切り抜けることになると思います。それもコロナ感染拡大のあおりを受けて手術が延期などの影響が出る前の早い時期に!!
その後の転移巣出現に対しては?
起きてもないことを心配しても仕方ないので良いことだけを考えます。
「筋トレが救った癌との命がけの戦い」第2ラウンドの始まりです!!