『諸行無常』世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ。人生は、はかなく虚しいものであるということ。 今年3月、叔父が100歳で旅立ちました。100歳と言えば大往生。よくぞここまで生きたと思える旅立ちでした。叔父は大分県で漁師をしていて漁から帰ると一升瓶を片手に酒を飲み干していました。当時はタコつぼの引き上げも機械化されていなかったので叔父のコブのような上腕二頭筋に驚いたことを子供心に覚えています。よく働いてよく飲む！良い人生だったと思います。 7月20日。義兄弟の盃を交わした兄貴が旅立ちました。昨年末に体調不良から受診したところ食道と胃に癌が見つかりステージⅣで末期の状態。医師は「手術は出来ないので抗がん剤を」と勧めたそうですが、これを拒否。分子標的薬に望みを託し入院したものの抗がん剤と併用と言う事で自主退院。食事療法などを試みながらご自宅で療養生活をされていました。しかし、痛みが出始めたため麻薬系の痛み止めを始めたころから意識障害が出始め、スマホが思うように打てないなどの症状が出始めたそうです。このラインの1週間後にご自宅で奥様に看取られながら旅立たれました。 そして、今月20日、ボディビルの友人の突然死。私のようにステージⅣのがんで還暦を過ぎていれば良い亡くなり方なのでしょうが、彼はまだ50過ぎたばかりの現役。早すぎる旅立ちでした。さぞ無念だったと思います。 そして、尊敬すべきボディビルダー筋肉博士石井直方先生の逝去。同い年、同じボディビルダー、そしてステージⅣのがんサバイバー同志ということもあり、私続きをみる
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