「いっぷくからのありがとう」のリブログ「希林さんのできた訳」で記したように、ダイバダッタは、何かとブッダの邪魔をし、命さえ狙うやっかいな存在。でも、「ダイバダッタは自分が悟りを得るために難を与えてくれる存在」と悟ります。 樹木希林さんは、法華経の「希心会」に入信されていることは有名ですが、内田裕也さんというダイバダッタに出会い苦労し、さらに「がん」というダイバダッタに出会い、人生をより深く味わい、人生の奥深さ、醍醐味を身につけられたそうです。「人は成長するためにこの世に生まれてきた」そうですが、私にとって自身を成熟させ悟りを得るために存在したダイバダッタは、御しがたい妹と「がん」だったと思っています。 世の中には善人、悪人、その両面を持ったものが存在しますが、それぞれがこの世で役割を持って生まれてきているそうです。ウクライナで侵略戦争をしている21世紀のヒットラー屁珍、中東で己の我欲の為に罪のない人々を巻き込んで殺し合いを勧めるイスラエルとハマスの指導者でさえこの世での役割を持って生まれてきているようです。私的には、人を殺したり貶めるような悪人は存在しないほうがいいと思うのですが、彼らですら、それぞれがダイバダッタの役割を持って生まれてきているというのですね。個々人に続きをみる
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