がん宣告から今日までのまとめ『再考、やっぱり人生はとても短い!!』以前にもブログで記したことですが、ますます時の経つのがはやく感じるようになっています(笑)ので一部捕捉して再度掲載します。 人間、100年生きても36500日。80年生きるなら29200日。30歳の人があと50年生きるとして18250日。40歳の人があと40年生きるとして14600日。50歳の人があと30年生きるとして10950日。60歳の人があと20年生きるとして7300日。70歳の人があと10年生きるとして3650日。 今年の夏でがん宣告から2000日になりますがあっという間でした。生存率40%に入ることが出来たことに感謝です。この間に元気だった複数の友ががんで旅立ったこともありますし、腺様嚢胞癌は再発、転移必至の癌なので、生きる第一目標としてきた70歳まで900日生存を目指します。充実した900日にします。 よく高校時代がついこの間のように思われるということがありますが、わずか18000日程度まさについこの間のことなのです。 地球の歴史46億年、二足歩行の人類の歴史400万年、現生人類出現から5万年、有史から数千年ということを考えるとひとりの人間の生きる時間など瞬間の瞬間、瞬く間もありません。 そうです。やっぱり人生はとてもとても短いのです。 「人生は短い」と言うことを再認識した今、私は、世界で最も貧しい大統領と言われたウルグアイのムヒカ氏が言う、「人は幸せになるために生まれてきたのです。」とい言葉に激しく共感します。 「いい仕事につくために勉強、勉強の日々を送っていい大学に入る」(ここで言ういい仕事とは高い賃金が得られる仕事と言うことでしょうか。)、「職場で出世するために業績を上げるためにやりたいこと、好きな事、家族、友人との時間を犠牲にして働く。あるいは上司、権力者に媚を売る」人も居るでしょう。資本主義の競争社会では仕方ないのかもしれません。 でも、今の私にとって、これらは、みんなちっぽけな、ちっぽけなことのように思いますが、多くの人は、人生は永遠に続くかのように勘違いして大切なことを忘れてしまっているのではないでしょうか。 人生、あっという間です。私自身、もっと、子供と遊んでやればよかった。がんになる前にもっとやりたいことに挑戦しておけばよかったとの後悔もあります。 「地位と財産を築き歴史に名を残す」・・・立派な事とは思います。国会に銅像を残すために選挙で土下座した議員さんもいました・・・かっこいいとは思いませんし、銅像など残るのは瞬く間のこと。形あるものはやがて崩れます。ひとたび大きな自然災害でも起きれば海の藻屑のように消え去ります。再び氷河期が来るかもしれませんし、地球に巨大隕石が衝突なんてことも考えられます。 死んだら意識も肉体も無になり、周囲の人からですら間もなく忘れ去られます。一国の大統領、総理大臣でも同じです。 そう考えれば、一人の人間がコントロール可能なのは生きている数十年の間だけ(続きをみる
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