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がん宣告から今日までのまとめ(21)『がんになっても悲観することばかりではないのです』

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がん宣告から今日までのまとめ(21)『がんになっても悲観することばかりではないのです』 不運にもがんになってもそう悲観することではないとも私は思っています。 がんで突然亡くなることは希ですから、「人生で何が大切なのか?」、「誰が大切な人なのか?」、「どんな生き方をすればいいのか?」について考え、「残しておきたいものを残し、処分しておきたいものを処分する」、「この世でやるべきことをする」、「会っておきたい人に会う」などの「人生を見直し整理する時間」があるからです。 私の場合、がんになったことで新たな多くの友に出会うことができました。ドクター、看護師さん、がん友、鴨川のサーファーなどです。思えば今までは、学生時代からの友人、仕事関係の友人、ボディビル関係の友人が主だったので新しいジャンルの友に出会えたわけです。 がん告知以来、長い付き合いで寄り添ってくれる友人たち、付き合いは浅いのに親身に寄り添ってくれる友人たちもいました。手術が終わりICUから一般病棟に移るまで付き添ってくれた友には感謝です。遠い鴨川まで足しげく通ってくれた家族、友、慈愛に満ちた親族にも心から感謝です。逆にがんになって疎遠になった人も若干名いましたが元々その程度の縁だったのでしょう。 長期入院から退院した後、勤務先も継続困難と判断して退職。「残された限りある人生の時間で、生かされた時間で何をするべきか。この体で何が出来るか。」を真剣に考えました。 そして、「人生において、何が大切なことなのか?」は、「人生をいかに生きたか、人生において次世代に繋がる足跡を残せたか。」であり、「誰が大切な人なのか?」は、「妻であり、子供であり、友人たちであり、共に歩んでくれる人たちである」と知ることが出来ました。残念なことですがもっとも繋がりの濃いはずの兄妹と縁が切れたので血縁は関係ないこともわかりました。 幸い大手術から5年余り経過した今もこうして生かされています。その間、やっておくべきことを考えひとつずつ実行し、残すべきことを整理し、廃棄、処分するべきものは捨て去り、「終活」いや「断捨離」を進めることが出来ました。 そして、何よりも生かされた人生で追加の贈り物と言える二人の孫息子に会うことが出来たのは人生最高の幸せでした。今、世界はコロナ渦でビジネス、スポーツ、会食、飲み会、旅行、日常生活と人々の動きが制限される中でもリモートながら毎日のように聴くことができる孫息子たちの続きをみる

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