術後1年半での腺様嚢胞癌の肺転移が確定して今日で1週間です。しかも、多発転移で場所的に手術も難しい。
そのタイミングでTEAM ACCの仲間から飛び込んできた肺原発肺がん、転移性肺がんにも有効と言われる「サイバーナイフ」の情報。
早速、主治医と相談の上、紹介状を書いていただき予約もとっていただきました。
思い起こせば、約5年前、気管原発、喉頭部に及ぶステージⅣの腺様嚢胞癌の宣告を受けた時、「国立がんセンター中央」にセカンドオピニオンで「重粒子線の治療の可能性あり」と言う事で、「放射線医学総合研究所病院」へ紹介状を書いていただきました。しかし、結果は「適用外」。
結局、八方塞がりの状況の時に親友笠松さんから紹介いただいた「亀田総合病院」での外科手術に生きることを優先して踏み切ったのでした。
この時の私は「ボディビルで鍛えた体に絶対にメスは入れない」という思いが強かったのですが、他に手が無いこと、信頼できる名医と巡り会ったこと、笠松さんの説得が決め手になりました。
この時の重粒子線を断られた経験から今回の「サイバーナイフ」も「神戸低侵襲がん医療センター」の専門医の診断を受けるまで油断は出来ません。
適用であれば、再発転移を繰り返すしつこい「腺様嚢胞癌」ですから「もぐら叩き」にはなるのですが時間が稼げます。出てきた転移巣を何度か摘み取っているうちに「キャンサーフリー」になるかもしれませんし、期待はしていませんが「効果の期待できる抗がん剤」が出来るかもしれません。
腺様嚢胞癌罹患以来の約5年の間に多くのがん友に出会い、多くの情報を得た結果辿りついたことを自分なりにまとめると・・・、
腺様嚢胞癌は・・・
◎「効果が期待できる抗がん剤が無い」
➡レンビマなど「分子標的薬」、オプジーボ、キートルーダ、チセントリックなどの「免疫チェックポイント阻害剤」などの効果も期待薄。
◎「放射線も一時的に進行を止める程度の有効可能性。外科手術後の断端部への効果は期待できる」
◎「期待できるのは外科手術での切除のみ」
◎「しつこく、何年経過しても再発、転移のリスクが付きまとう」
➡腺様嚢胞癌は完解しない。
◎「陽子線は治療効果が期待出来そう」
◎「外科手術」、「放射線」、「重粒子線」、「陽子線」などの治療後に遠隔転移、肺転移した場合、多発転移でないなら、「外科手術」、「放射線」、「凍結治療」、「ラジオ波焼灼療法」などの選択肢の可能性がある。
◎多発転移の場合、手術が不可となり抗がん剤、「免疫チェックポイント阻害薬」、「分子標的薬」などの化学療法になるが期待薄。他には条件が合えば転移巣にピンポイントで放射線を集中砲火出来、複数回施術が可能な「サイバーナイフ」も可能性としてある。
➡今の私はこの段階です!!
◎その後も多発転移を繰り返し治療不能となれば、人生のファイナルカウントダウン。奇跡と自らの体力、生命力頼みになる!!
着実に天国への階段を登っている感もしないではありませんが、土俵を割るまで勝負は分かりません。自分の体力、免疫力、生命力を信じて生き抜くことには変わりはありません!!
※肺多発転移発覚後も生活は何も変わることはありません。5時に起きて公園で筋トレ!!孫息子の笑顔を見て笑う!!一番の抗がん剤です。
GOR FOR IT!!
Europe - The Final Countdown (Official Video)
※今日は、ボディビルと人生の相方のSATOさんと恒例の公園飲み会で免疫力アップ!!お酒をいただきながら人生について、今後について語り合いました。「サイバーナイフでもぐら叩きしているうちに里さん逝ったで!○○さんも逝ったで!!とBIGTOEさんが一番長生きだった!と言う事になるかもしれませんよ。」という話に!!
そう、人生下駄を履くまで誰にも分からない。だから楽しい!!