東京では7月12日から4度目の緊急事態宣言が発出されました。今年前半で3回ですからそれが日常となりつつある都民は「またかよ!」くらいの気持ちだと思います。その都度、ターゲットになるのは飲食店、居酒屋、そこへ卸している酒屋さんです。コロナを乗り切るために真面目に言いつけを守ってきた飲食店が瀕死の状態。協力金も振り込まれず、街を歩けばすでに閉店している店も1件や2件ではありません。
同じことを繰り返すだけの緊急事態宣言に今回は何か有効な方策があるのかと思いきや、西村康稔経済再生大臣が、「酒類提供停止に応じない飲食店に対し取引金融機関からの働きかけを求める。」、さらに「酒類販売事業者に対し休業要請などに応じない飲食店との取引を停止するよう求める。」と、この人ほんまに灘高、東大出なんかいな?と思われる信じられない暴挙とも言える発言。
菅総理は「承知していない」との発言でしたが、麻生副総理は「途中報告は受けてましたよ。何か違うんじゃねえの。ほっとけ。」のお言葉。大臣のひとり暴走ではなく政権内で決めたことがバレてしまい流石にこれはまずいと与党自民党内は火消しに躍起になっているのが現状のようです。
世論の反発が大きく、結局二案とも撤回となったのですが、あまりにもおそ松くん。撤回すればいい問題だとは思えませんが、今回の発言によって政府への反発が高まった国民は多いはず。さらに人流が増え感染拡大に火をつけることにならなければいいのですが・・・。自分の首を絞めるのは勝手ですが国民、飲食店、居酒屋、酒類卸はたまったものではありません。
結果、菅政権の支持率は、発足以来最低の33%へ下落。不支持は46%に。
今までと変わり映えのしない宣言の繰り返し、それにウンザリしている国民にはウイルスではなく緊急事態宣言への免疫が出来てしまっています。
安全安心教のお題目のように「安全安心」と繰り返し唱え、民意を無視して強行開催される緊急事態宣言下での「不安と不信のオリンピック」まであと1週間。
今日の東京の新規感染者は1149人。神奈川、埼玉、千葉の3県の感染者数も急上昇しています。オリンピック開催、「新型コロナ対策の切り札」とされるワクチン接種はワクチン不足?とやらで一向に進んでいません。これはある意味幸運かもしれませんが・・・。
どうなることやらお手並み拝見するしかありませんね。
ここ兵庫県はマンボウも解除され、感染対策前提の条件付きながらレストランでの飲食が可能になりましたが、ここ数日再び感染者数が増えてきています。
居酒屋解禁はもう少し様子を見て、それまでは親友と少人数での公園飲み会で人生について語り合いたいと思います。
先週からクマゼミ、今週に入ってアブラゼミの鳴き声が公園を賑わせています。我が家でもセミの幼虫の羽化、抜け殻が多数見られます。
間もなく梅雨明け。ビールの美味い季節の到来です!!
(※公園トレーニング 腹筋&背中と鍛えて筋量アップ、免疫力アップ!!)
(※今の背中。ステージⅣ、肺転移ありのがんサバイバーとしては上等でしょう!!)