がんを罹患し闘病ブログを書き出して以来、何をするにしても長い未来のことなど考えられないし、もしかすると来年は来ないかもしれないと言う事を心の隅に置いて生きてきたように思います。 そして、途中、度重なる緊急搬送、3度のがん転移を経験しながらも7年目の夏を迎えることが出来たのです。これはひとえに多くの友からの有益な情報と精神的支え、タイムリーな治療、素晴らしい医師との出会い、長年培ってきた体力と運に恵まれたのだと思います。一方、がん罹患から今日までの間に数多の友の旅立も見てきました。その多くは私よりも若い働き盛り、お子さんも未成年という「人生これから、まだまだ生きなければ！」という方々です。 私のがん治療の恩人ともいえる笠松さん、人生の恩人であり義兄弟の盃を交わした武内兄貴もがんの先輩である私を追い越して旅立ちました。心に大きな穴が開いたような気持ちです。 今はＳＮＳの時代なのですが、ブログやSNSで知り合ったがん友との別れも辛いものがあります。ある日を境に突然ブログ、FACEBOOKの更新が途絶えてしまったり、ご家族の方からのご報告文が掲載されて旅立ちを知ったりと様々続きをみる
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