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がん宣告から今日までのまとめ(23)『がん検査と隠れがん患者』

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がん宣告から今日までのまとめ(23)『がん検査と隠れがん患者』 《隠れがん患者は多い?》がん宣告から5年半。この間の私の経験から「隠れがん患者」は多いのだろうと思います。 会社での成人病検診レベルでは、がんは滅多に見つかりません。見つかるとすればかなり進行したがんでしょう。がんを見つける検査である「造影CT」でも怪しい影が見つかったら継続的に撮影して、例えば半年前と今の画像を比較してその間の変化から判定しますし、検査費用が高額な「PET検査」でもがんがある程度大きくなり活性化してないと陽性にはなりません。 私の転移判定の時も半年前のCTをよく見るとすでに写っていましたし、今回のCTの1か月前に行ったPETでは陰性でしたから。つまり、「CT、PETでわかるときにはがんはある程度大きくなっている」ということなのです。(※AGMCのホームページより)https://agmc.hyogo.jp/ 「血液検査」は私も何度も受けましたが「ステージⅣなのに腫瘍マーカーは正常」でした。血液検査に意味がないのではなく、がんであれば必ず数値が上がるとは限らない、腫瘍マーカーではわからないがんもあるということです。 何が言いたいかと言うと、「検査で引っ掛かる、自覚症状が出たときはかなり進行している」、「会社の健康診断レベルでひっかかった時にはかなり進行している」場合が多いということです。 自分では気がついていない「隠れがん患者」が相当数存在するのは間違いありません。ネガティブな事には目をつむりたい気持ちはわかりますが、私自身ががんを罹患してからの5年間に周囲でがん宣告されたという人は両手を軽く超えます。亡くなった人も少なからずいます。新型コロナウイルスに感染し亡くなったという人は私の周囲にはいません。 脅すわけではありませんが、他人事のように思っているあなたの体のどこかで秘かに芽を出して成長しているかも知れないのです。私の場合も、勤務先の健康診断は毎年受けていましたし、自覚症状もなく、ただ喉の違和感が長引き、娘に尻を叩かれて受診したら「いきなりステーキ」ならぬ「いきなりステージⅣ」のがん宣告でしたし、患者会の皆さんの体験談をうかがっても十数年前から違和感のような感覚があったが、我慢できない痛み、苦しさもないため「そのうちに治る」と放置していたり、その間に数件の病院を受診していたに続きをみる

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